こんにちは、新米パパブロガーのアルです。
うちに赤ちゃんが誕生してからもうすぐ6か月になります。
平日は仕事で少ししか赤ちゃんに接することができないパパでも、もう6か月近くにもなれば、赤ちゃんのあやし方やお風呂の入れ方などは慣れてきて、育児に奮闘中です。
その中でも一番苦労した(している)のは赤ちゃんの寝かしつけです。
皆さんの多くが赤ちゃんの寝かしつけには苦労しているのではないでしょうか?
そこで今回は、新米パパのアルが実践した赤ちゃんの、寝かしつけの方法をまとめていきます。
パパはなぜ赤ちゃんの寝かしつけに苦戦するのかを考える
この記事は、
- パパに赤ちゃんの寝かしつけをしてほしいと思っているママ
- 赤ちゃんの寝かしつけに苦戦しているパパ
など、赤ちゃんの寝かしつけに苦戦しているママさん、パパさんの両方が見てくれるということを想定して書いています。
ママにもパパにも育児に対して、気を楽にしてもらいたいという願いを込めて書きます。
なので、まずはパパがなぜ赤ちゃんの寝かしつけに苦戦するのかを、パパ目線で考えたり、専門家の意見を見てみることで、ちょっとでも育児の大変さが和らげたいです。
もし、アルパパが実践した赤ちゃんの寝かしつけ方法だけを読みたい方は、以下をタップまたはクリックして、飛んでください。
アルパパが考える「パパが赤ちゃんの寝かしつけに苦戦する理由」
多くのパパは、普段は仕事にでていると思います。
もちろんその間は赤ちゃんとコミュニケーションをとることはできません。
しかし、そのパパが仕事の時間で、ママはガッツリと赤ちゃんとコミュニケーションをとっているのです。
はい、この時点でママとパパには大きな差があるのです。
なので、パパが(ママに比べて)赤ちゃんの寝かしつけに苦戦するのは、当たり前のことなのです。
赤ちゃんがパパを嫌いなわけではないのです。
このことを意識するだけで少しは気が楽になりますよ。
専門家が教えてくれた「パパが赤ちゃんの寝かしつけに苦戦する理由」
NHKの子育て番組『すくすく子育て』にて、汐見稔幸(東京大学 名誉教授/教育学)さんが、パパが赤ちゃんの寝かしつけに苦戦する理由として、こんなことをおっしゃっていました。
子どもには、興奮させてほしいという欲求と、しずめてほしいという欲求の2つがあります。お父さんには「たかいたかい」など、興奮させてほしいと希望し、お母さんにはしずめてほしいと子どもが希望する傾向があることは実験でも確かめられています。興奮させることはお父さんのほうが上手だということを知っているのです。ですからお父さんがお母さんと同じように寝かしつけをするには、相当苦労すると思います。ですから、それまで一緒に遊んでいて興奮させてくれたお父さんが、急にしずめて寝かせようとすると、子どもが「今まで一緒に遊んでいたのに、どうして寝かせるの?」と思ってしまうのかもしれません。
これは感じたことがあるのではないでしょうか?
ほとんど同じことをしても、パパには笑顔を見せるけど、ママにはそうでもない、あるいはママと同じようにあやしているのに、パパでは泣き止んでくれない、といった感じです。
しかし、「パパは興奮させる担当だから寝かしつけをしなくてもよい!」ということをいいたいわけではありません。
私が言いたいのは、パパのほうが寝かしつけは大変だということを理解しておいてほしいということです。
それを知っているだけで楽になりませんか?
赤ちゃんはパパが嫌いだから寝かしつけに苦戦するわけではないのです。
ママはパパにそのことを伝えてあげてください。
この章で、赤ちゃんの寝かしつけに苦戦するパパに伝えたいこと
つらつらと「パパが赤ちゃんの寝かしつけに苦戦する理由」を書いてきたわけですが、伝えたいことは一つです。
パパが赤ちゃんの寝かしつけに苦戦するのは当たり前です。そのことをママもパパも理解してあげてください。
うちの夫婦は娘の寝かしつけで苦労しました。ケンカもたくさんしました。これを読んでくれた方が夫婦仲良く育児をできることを願います。
アルパパが実践した赤ちゃんの寝かしつけ方法
ここからが本題です。
この章では、私、アルパパが実践した赤ちゃんの寝かしつけ方法を紹介します。
- やっていた時期
- 方法と効果
- おすすめ度合い
の3点を観点にして紹介していきます。
【パパでき1】背中トントンで寝かしつけ
- やっていた時期
生後1か月頃~生後3か月頃 - 方法と効果
生後1か月~生後3か月頃にやっていた方法ですので、基本的には横抱きをしながら背中を優しくトントンするという寝かしつけ方です。首が座っているのであれば、縦抱きでも問題ないですね。
効果としては、大きいものではありませんが確実に効果はありました。 - おすすめ度合い
背中トントンは抱っこしている側が楽にできます。赤ちゃんが嫌がらないようであればやってあげたほうがいいです。
【パパでき2】ゆらゆらで寝かしつけ
- やっていた時期
生後2か月頃~現在 - 方法と効果
やり方としては抱っこして、優しくゆらゆらと揺れながら寝かしつける方法です。ただしこの方法は注意事項があります。決して激しく揺らさないことです。ママさんであれば色々な機会で聞いたことがあると思いますが、『乳幼児揺さぶられ症候群』というものがあります。詳しくは厚生労働省から案内がでていますので、『乳幼児揺さぶられ症候群』を知らない方は以下のページの案内を一読してくださいね。
厚生労働省HP 赤ちゃんが泣きやまない 泣きへの理解と対処のために
効果は非常に大きいです。私的には必須ですね。 - おすすめ度合い
注意すべきことを守ることができれば非常におすすめです。抱っこして入れば自然に揺れるとは思いますが、意識すると一定のリズムになります。それがいいようです。
【パパでき3】お歌で寝かしつけ
- やっていた時期
生後1か月頃~現在 - 方法と効果
歌を歌いながら寝かしつけをする方法です。私の場合は童謡の「ちょうちょう」を自分の娘の名前にして歌っていました。例えば名前が花子(はなこ)だったら、「はなこ~、はなこ~、はなはなはなこ~」といった感じです。ただこれは口が疲れてきます。ですので、最近はBGM系の音楽を「ららら~」といった感じで、「ら」や「て」にして歌っています。赤ちゃんによってしっくりとくる歌であったり、ママパパが歌いやすい歌があると思いますので、それを探すのも少し楽しいですよ。
効果としては、これもかなり大きいです。うちの子は私が抱っこして寝かしつけるときは、歌いながら寝かしつけをしないと寝ません。 - おすすめ度合い
これはかなりおすすめです。正直、無言で抱っこし続けるのはつらいです。紹介した通り、歌詞を子どもの名前に変えたり、BGMを「ら」で歌ったりするくらいであれば、気楽にできますね。
【パパでき4】行進で寝かしつけ
- やっていた時期
生後3ヶ月頃〜現在 - 方法と効果
これは2番目に紹介した「ゆらゆらで寝かしつけ」の応用という感じで、ただ抱っこしながら歩くのではなく、行進っぽく一定のリズムで足を少し高めにあげながら歩く寝かしつけ方です。これも激しく揺らすのは絶対NGです。
効果としては、これも絶大だと感じています。 - おすすめ度合い
これも最近のうちの子の寝かしつけでは必須で、おすすめ度は高いです。しかし、「ゆらゆらで寝かしつけ」と同様に『乳幼児揺さぶられ症候群』には要注意です。
【パパでき5】寝たと思っても油断しない寝かしつけ
- やっていた時期
生後1ヶ月頃〜現在 - 方法と効果
これは何かしらの方法で、寝かしつけに成功した場合、赤ちゃんが寝たっぽいと思った後も5分以上は続けて、さらに抱っこで寝かしつけた場合は、寝床に置いた後も続けられるものは続けるという寝かしつけ方です。例えば、4番目の「行進で寝かしつけ」をしつつ、3番目の「お歌で寝かしつけ」もやっていたとします。まずは「寝たなぁ」と思っても、行進と歌を5分以上は続けます。そして、抱っこから降ろした後は、行進はできませんが、歌は歌い続けられるので続けます。
効果としては、失敗することもありますが、無いよりはした方がいいと思っています。赤ちゃんは変化に敏感なようです。寝ていても、抱っこから降ろされたことに気づいて、よく泣き出します。それを防ぐためにも、継続できるものは抱っこから降ろした後も継続する、という考えです。 - おすすめ度合い
これはできないものもあるので万能ではないのですが、継続できて、つらくないのであればおすすめ度は高いです。
【パパでき6】どうしても落ち着かない場合の寝かしつけ
- やっていた時期
生後1ヶ月頃〜3ヶ月頃 - 方法と効果
これは寝かしつけというよりは、寝かしつけの前段階で、泣き叫んでどうしようもない時に使うのですが、水道の蛇口をひねって、水の音を効かせる寝かしつけです。うちの子は水の本物の音しかダメだったのですが、YouTubeなどにも赤ちゃんが落ち着くと言われている音を1時間ほど流してくれる動画がありますので、それでも落ち着くようであれば活用したほうがいいと思います。さすがに水道の水を1時間垂れ流すとまずいですしね。ちなみに、ドライヤーの音や掃除機の音なんかが、YouTubeでは人気のようです。
効果としては、これだけで寝るわけではないので薄いですが、落ち着かせるという点では効果大でした。 - おすすめ度合い
かなり手軽ですのでやってみる価値はあります。ただし、絶大な効果があるわけではありませんので、別の寝かしつけ方法に移る前段階で使う感じですね。
【パパでき7】縦抱きM字で寝かしつけ
- やっていた時期
生後5ヶ月頃〜現在 - 方法と効果
これは縦抱き限定ですが、赤ちゃんの足をM字にしながら寝かしつけする方法です。ママの抱き方とパパの抱き方を比べて何が違うか考えてみたのですが、目についたのが足がM字になっているかいないかでした。
効果は絶大です。これができるようになってから寝かしつけの成功率がかなり上がりました。 - おすすめ度合い
効果からもわかる通り、超おすすめしたいのですが、やろうと思ってできるものじゃないという点があります。赤ちゃんがある程度パパの縦抱きに慣れていないと、赤ちゃんの足に力が入って、M字になってくれません。なので、頃合いを見て可能ならば積極的にチャレンジしてみることをおすすめします。
実際のアルパパの赤ちゃんの寝かしつけ方法
これまでいくつかのパパができる赤ちゃんの寝かしつけ方法を単発で紹介したのですが、実際に私がやっているのはこれらの寝かしつけ方法を組み合わせています。
生後5か月くらいの現在は
- 【パパでき3】お歌で寝かしつけ
- 【パパでき4】行進で寝かしつけ
- 【パパでき7】縦抱きM字で寝かしつけ
- 【パパでき5】寝たと思っても油断しない寝かしつけ
をすべて組み合わせて、寝かしつけをしています。
ドラクエ3のフィールド曲「冒険の旅」を流しつつ、私自身も「てててて~」と歌いながら行進をして、足をM字に保ちつつ、縦抱きで眠りに落ちるまで、続けます。(【パパでき3】、【パパでき4】、【パパでき7】)
そしてさらに「眠ったな」と思ってからも、5分間は上の寝かしつけ方法を続けて、もう一度娘の顔を確認してから、ベッドに寝かせます。(【パパでき3】、【パパでき5】)
まだまだ終わりません。寝かせてから5分くらいは歌を継続します。その5分の間で目を開けることもありますが、歌は継続しつつ頭をなでたりすると寝てくれることが多いかなという印象です。
これが私の寝かしつけの一連の流れになります。なぜドラクエ3のフィールド曲「冒険の旅」なのかというと、ただ単にドラクエが好きであるということと、この曲は元から冒険・行進をイメージして作られているため、曲に合わせて行進しやすいからですね。
まとめ~パパが実践した『赤ちゃんの寝かしつけ』~
この記事では前半で寝かしつけに対する考え方を紹介して、後半で実際の赤ちゃんの寝かしつけの方法を紹介しました。
記事の最初にも書きましたが、赤ちゃんは大人と同じく十人十色で、好き嫌いや合う合わないがあります。紹介した方法のうち1つでも、あなたのお子さんに合うと嬉しく思います。
それではまた別の記事で!